2015年04月07日

mobile suite の話 vol.7

私のアルバム、"mobile suite"も発売開始から一月くらいたったでしょうか。発売日は3/18だったのですが、実際は3月の初めころから販売してたので、気にしてくれてる方の手元にはだいたい届いたのかなと思います。この音楽、いったい何人の方が楽しんでくれるんでしょうか?でも、いくつか「楽しんだ」という報告をもらってるので、ちょっとホッとしてます。そして、この譜面コーナーも楽しんでくれてる人がいるという自分に都合のいい事実を知ったので、続けます。
mobile_suite5-score - Full Score2.jpg
さて、もう譜面も5曲めです。このアルバムの中で、いちばん人気というか、良い反応をもらってる曲です!たぶん。なんで良いのかっていうと、たぶんドラムにコンプがかかってるからだと思います。昔はこういう音が好きでした。録音したのは2008年ですが、2000年代の私はコンプがかかってるサウンドが好きでした。そしてこのドラムは懐かしの、私の最初のドラム。バスドラ26インチのTAMAのセット、MSNのファーストや、奇形児のレコーディング、そしてコテくんに貸したりで髭のレコーディングにまで活躍した、馬鹿でかいドラムセットです。で、それをおもいっきりコンプかけてます。聴きづらいけどね。今はこんな風な音にすることほとんど無いんだけど、でもこれ、実は今年ミックスを直した時にさらにコンプを強くしたんだよね。バシャーーーーーーーーッってシンバルがいってるよね。あまりにもひどいんでシンバルを2か所位消しました。(どうしてシンバルが消せるのか不思議だよねw)

さて、個人的にはどうでもいい音の話は置いておいて、この曲は2曲目で出てきた、下降ベース第2弾です。これはわかりやすくG♭から半音づつ2拍づつ降りていき、律儀に半音づつ全部使うので、12音6小節で一区切りです。そして、これもクリシェは一つも使わず(?)よくわからない音の並びでメロディというか分散和音というか(?)がなるので、絶対聴いたことない音楽になるのではないか?と思います。でも、そんなに変じゃないんだよね・・・それが謎。そして、これは、もうコードわかりません。コードにする気もなくなった。作った時の感覚、概念が理解できない。なんでこうなったのか。そして、[B]セクションは同じ下降ベースにまた、別のメロディ。これもコードわかりません。やっとここで、コードから開放されたかな、私。5曲めでやっと。

さて、そんなシンプルなベースと複雑な旋律から一転して[C]セクションはこのアルバム一番の普通でポップなところです。このありきたりのコード進行!でも綺麗なコード進行でしょ?半音づつ上がるベース、よくあるパターンで、しかもクラシカルなコード進行(ジャズっぽいのをいれてない)!そして[D]は、ここはコード書いてあるけど合ってないです。ここもわりとシンプルな音の並びですが、コードをちゃんと書くのが面倒だったので、機会に適当に書かせました。でも、ここもお気に入り。

そんなわけで、曲作った順に入ってるアルバムとして、やっと5曲めで結構いいのが出来た。でも演奏はイマイチかな。これMSNで出来るんじゃないかな?なんて思ったりもしたんだけど、どうかな?楽譜作ったし、今度メンバーに聞いてみよう。
posted by pseudo_studio at 01:25| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile suite

2015年04月06日

[YTS]のエラーのお詫び

すみません、先日書いたヤマジさんと達久くんとのトリオのCD-Rですが、いくつか確認のために聴いてたら、プチプチとノイズが入ってるものがありました。2日、3日のライブ会場で買っていただいたCD-Rの中にもこのノイズが入ってるものがあるかもしれません。もし、買っていただいた方で、ノイズが入ってた方(プチプチいってるのもの)、もしくは不安な方、新しいディスクと交換しますので、ご連絡ください。また、新しいディスクは郵送、もしくは手渡ししますが、ダウンロード・コードも発行します。連絡はツイッターで@unagicica、もしくはunagicica at gmail dot comまでお願いします。


posted by pseudo_studio at 02:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年04月03日

YTS

UG5-500.jpg
昨日のライブのことを沢山書きたいけど、その前に別のことを。昨日のライブで販売を始めたCDRが[YTS]ヤマジカズヒデ+山本達久+須藤俊明です。これはヤマジさんのソロアルバム、Over Sleeperのレコーディングをした去年の4月、同時に録音した3人の即興です。決め事もなく3人で音を出し始め、40分くらい録音してたのでしょうか?いや、33分くらいかな?という内容の音源です。ほぼ演奏の内容はそのままで、ミックスで多少音を立体的に処理してます。ヤマジさんも私もエフェクトやルーパーを使い混沌としたサウンドでありながら、最強即興ドラマーによる超絶インプロビゼーションが繰り広げられ、アヴァンギャルドでありながらロックな作品になってます。正直ところどころ「?」な場面もありますがw 3人の最初の顔合わせセッションということで、そのまま収録してあります。しかもCDにするかどうか結構悩んだほど、ある意味完成された作品です。

というわけで、昨日のライブでも販売しましたが、今後もどこで100%手に入るかわかりませんが、私、ヤマジさん、達久くんの出るライブで売ってることがあるので、是非チェックしてください。これは1500円で売ってます。ヤマジさんいわく、Dark side of Over Sleeper。Over Sleeperと全然ちがうヤマジさんを楽しんでください。あ、ちなみに、歌はないです。オーバーダブも無いです。ヤマジさんギター、私ベース、達久くんドラムで、一回で演奏しただけです。そういうものです。よろしくです!
posted by pseudo_studio at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽disc

2015年03月28日

mobile suite の話 vol.6

無駄に曲の楽譜をアップするシリーズ、これで4曲目になります。アルバム4曲目の楽譜です。
mobilesuite4 .jpg
楽譜作ると、自分で楽しいですね。あまり考えてなかったけど、こうなってたのか・・・とかわかるしね。音楽やってる人は皆楽譜作ってみたほうがいいですよ。自分でどうなってるのかわかるし、何が面白いのか、何がつまらないのかわかるし。例えばコード進行だけ書いてある楽譜(コード譜、マスターリズム譜)を書くだけでも、気づかないうちに同じコード進行の曲しか作ってない・・・とか、あるかもしれないし、実際ありそうだね。あの、よく歌詞カードにコードだけ書く人、いますよね。あれはあれでいいんだけど、小節に分けて書いてみると、どこがどうなってるのかわかって面白いと思いますよ。

さて、4曲目、このへんになってくると、もう作り方も変わってきますね。この曲は基本的に前の小節を聞いて次の小節を作るというこのアルバムの基本アイディアはメロディにしか反映されてません。というか、コードは普通に進行してます。つまり、先が決められた作曲というか、[A]も同じコード進行を3回繰り返してるという感じです。でもまぁ、このコード進行、コード進行と言うのだろうか?たぶん、元はコルトレーン・チェンジズという長三度で循環させる進行(コルトレーン・チェンジズにはII-Vが含まれるので複雑ですが)のパロディ的に短三度で循環させてみたんでしょう。とにかく音階の12という数は約数が多くて、1,2,3,4,6,12で割れる。と、まぁ、[A]のコード進行はそれくらい幼稚な考え方ですね。

さて、更にひどいのが[B]のコード進行。これはいわゆるアーメン(アーメン・ケイデンス IV-I)という流れの連続で12音全部使ってしまおうという考え。アーメンという動きは5個下の音に移動するので、12は5で割れないので、もとに戻るまで12回移動しなければならない。そんなわけで12個のコード進行になるわけです。ハッキリ言って演奏するのが面倒くさいので、世の中にはあまり無いタイプのコード進行かと思います。この曲は[A][B]のコード進行で成り立ってるので、いわゆる一般的なキーという概念を自分では持っていません。普通に考えると最初のコード、[A]の場合はG、[B]の場合はA?(でもこれはすぐにEに解決するように聴こえるんだけど・・・)かもしれないけど、もちろんそのスケールでずっと演奏できたりしません。よく曲に合わせて弾こうとして「この曲キー何?Am?じゃ、Aのペンタトニックで!」とか言ってセッションする感じを防ぎたくて作った曲です。簡単なのに、簡単にはセッション出来ない曲。演奏がうまい人はこの曲でセッションしてください。

コード進行の話はこれで終わりにして、譜面を作ってみたことでわかったことを紹介します。まず、譜面を作る前からわかってることですが、この曲の[A]は9/8の拍子です。私のこのアルバムでは珍しく変拍子です。あ、1曲目の[B]が既に7/8だった・・・。変拍子って定義がよくわからない上に、変拍子を使うことによってプログレと定義できるような出来ないような・・・というややこしい存在ですね。ちなみに9/8は3/8を3つと数えると複合拍子と呼ぶようですね。この曲の場合は8+1っぽいので変拍子です。さて、この拍子に関して、9/8みたいな半端な拍子にしておくと、楽譜にしてみて気づいたのですが、シンコペーションが面白い。そもそも、どこからがシンコペーションなのかがとても曖昧になる。ちなみにシンコペーションをメチャクチャ簡単に説明すると、例えば4分音符を演奏してる時に、その裏の8分音符を演奏、そして更にその次の表の4分音符を演奏しない(または前の音を伸ばしてる)ことをシンコペーションといいます(あってるかな?)。

この曲の[A]の中で一番多く使われてる譜割りは8分音符3つ、4分音符2つ、8分音符2つ、というものですが、これで言う真ん中の4分音符2つはシンコペーションになってるわけです。その前の8分音符が奇数なので、4分音符は裏から始まります。でも、普通はその後に裏の部分を帳尻合わせる8分音符1つ(奇数)が入ることによって、今までの4分音符は裏だったという感覚になるのですが、この曲の場合9/8のため、4分音符のあとの8分音符が2つで偶数です。つまり4分音符から聴き始めると、全くシンコペーションしない、「タンタンタタ」なので、3/8+3/4で聴くと、シンコペーションしない譜割りになりますね。長い説明の割には「説明下手・・・」と思ってますので、この話題はこれで終わります。

もうひとつ、譜面にして気づいたこと。[B]ってこれ譜面無いじゃん。これってこのアルバム内唯一のソロ?[ソロ]と[ソロじゃない]の境界線も曖昧ですが・・・このソロはアドリブで弾いたけど、すぐに整理してもう一度全部弾きなおしてます。つまり、音源自体はアドリブでは全く無いです。さて、アドリブでないものはソロじゃないのか?そんなことは無いですよね。普通は歌などに対して、楽器をフィーチャーしてある程度の長さ演奏するのがソロかと思います。でも、私のこのアルバムは、歌がなく、楽器で覚えづらい旋律を演奏してる音楽なので、[ソロ]と[ソロじゃない]の境界線は、つまり、同じもフレーズを繰り返す(ソロじゃない)か繰り返さない(ソロ)ってことでしょうか? っていうか、聞かれたって、知らないよね・・・

posted by pseudo_studio at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile suite

2015年03月19日

4月のライブのお知らせ。

ライブのお知らせっていつ書いたらいいのかよくわからないですが、まだ3月ですが4月のライブのお知らせです。いつも気づくと「明日ライブです」とか「今日ライブです」とか書いてるから、翌月のライブのお知らせくらいのほうがいいんだよね、きっと。

翌月のライブとか言っておきながら、最初のライブは2週間後です。
4-2flyers.jpg
さて、最初っから凄いライブです。
・タイトル:BERATREK誕生前夜祭 〜 ヤマジカズヒデ+NARASAKI+クハラカズユキ+ロミオ合同BDイベント!
・日時:2015年4月2日(木)18:30/19:00 ・会場:高円寺HIGH
・料金:3500yen / 4000yen(税込/ドリンク代別)
・出演:石塚"BERA"伯広、NARASAKI、ヤマジカズヒデ
    クハラカズユキ、上領亘、田中ロミオ
    MOMO、若狭さち、須藤俊明
バンド:NeoBallad、ビデオロデオ、スペシャルセッションA&B
・発売日:発券:e+、HIGH店頭
・企画:BERATREK 50th ANNIVERSARY PROJECTS
・主催:bOOsterstOre

凄いところに名前が並んだものだと我ながら思うのですが、これ、ベラさんの誕生会かと思いきや、ヤマジさんとナラサキさんとクハラさん、ロミオさんの誕生会!?という謎のイベントです。で、具体的に私が誰と一緒に演奏するかは書いていいものかどうかわからないので伏せておきますが、まぁ楽しみなセッション・ライブです。もちろんいろんな曲をやります。カバーとか、その人の曲とか。楽しめる曲もやると思うし、珍しいメンツが集まるイベントなので、是非よろしくです。詳細はこちらに。

さて、その次のライブがこれまた、個人的には凄い・・・
GOMES THE HITMANまちづくり三部作完全再現ライブ!
2015年4月25日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN .COM presents
“reconstruction of cobblestoneー僕たちの都市再生計画”
出演:GOMES THE HITMAN
member:山田稔明[Vo,Gt]、堀越和子[Key]、高橋結子[Per]、須藤俊明[Ba]
guest:橋本哲[Gt]
開場 16:00 / 開演 17:00 / 前売り 4500円(別途1ドリンク)

完全に再現なんか出来るわけ無いだろ!と思いますが。でも、このライブは頑張らねば!そしてやりがいがある、と思う。GOMES THE HITMANのまちづくり3部作って、「new atlas e.p.」「cobblestone」「maybe someday e.p.」という3つのCDで1999-2000のことなんだけど、もちろん全部は覚えてない。でも去年数回GOMES THE HITMANでライブをやったので、出来る曲は出来る!ってことがわかってる。そして、ほぼ完全に記憶から消えてる部分を掘り返すのが楽しい。たぶん、みんなにとってそうなんだろうと思う。メンバーでさえ忘れてるんだから、当時聴いていてくれた人たちも忘れてるはず!なので、思い出したい人は是非来てください。もちろん、まだ見たこと無い人も是非。でも、チケットの数が限られてるので、3/25にチケットを予約してください(予約の仕方は知りませんが)。

チケットの値段高い!って思ったけど、2回ライブに行った・・・くらいのことはすると思う。

そして、最後のライブも凄い・・・全く別のベクトルで・・・
B_3o04JVEAAX_QE.jpg
なんか小さい画像しか見つからなかったけど、詳細を書くと、

4/26(日)新宿アンチノック
【引き出し覚醒GIG】
開場17:30、開演18時、前売2000円
【出演】Hell kronor、D・O・T、POISON ARTS、THE TRASH、PHAIDIA、奇形児

何が凄いんだか、正直自分でよくわからないけど、まずアンチノックってのが凄い・・・実は90年代前半、数回出たことあるんだよね。95年の4月、COWSの前座で出たのが最後だよ。っていうか、COWSの前座やったことあったのか!それに驚いた。それと95年って・・・20年前だよ・・・まったく。20年後に同じライブハウスに出るなんて・・・初めて出たのは92年だよ・・・しかし若干悪夢のような想い出なのは何故だろう。当時はライブハウスに出るって言ってもそもそもライブハウスなんて知らないし、ロフトとかは普通には出れないの知ってたからアンティノックに出てたんだろうな。それと20000Vとね。20000Vは卒業してないけどアンティノックは卒業したと、ついこのあいだまで思ってたよ・・・でも20年前は通常ブッキングという、寄せ集めたバンドから2万6千円づつ集めるカタチで出演してたけど、今回は(ノルマないよね?・・・悪夢が・・・)、豪華メンツ!(っていっても名前しか知らないレベルなんだけど)。

でもアンティノックって、昔と違って綺麗になってるんじゃないかな?そういう期待をしてるんだけど。みんなで確認に行こう!

以上、4月のライブのお知らせでした。でも5月も楽しみなライブが、すでに2つくらいは決まってるので、毎月よろしく!

posted by pseudo_studio at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ

2015年03月18日

mobile suite の話 vol.5

本日3/18に"mobile suite"発売です。それを記念して(?)三曲目の楽譜公開!
mobile3-.jpg
さて、発売されて、しかも結構前からナスカ・カーのサイトでは通販で買えるので、もう手にしてくれてる人も結構いるかと思います。ありがとうございます。人ってどうやって音楽を聴くのかわからないんだけど、なんとなく歌詞カードを見ながら曲を聴く人っているんじゃないかと想像してます。私のこのCDは歌詞がないので、この譜面を歌詞カードの代わりに聴いてもらったらいいんじゃないかなと思ったりもするのですが、どうなんでしょうね。

さて、曲の話をしたいのですが、前にも書いたんですが、このアルバムは曲を作った順に入ってます。そんなわけで3曲目にもなると、もう何がしたいんだかわからなくなってくるわけですね。ついにコードが普通のコードになります。楽譜を作ってみるとコードが普通なのとコード進行もわりと普通なのがわかります。でも盛り上がってくると謎のことを作り出すっていうのは面白いですね。[B]とか[C]あたりは、なんか独特な感じになってます。だいたい6/9なんてコード見たことないです。そんなつもりでは無いのですが、なるほどね、5度を積んでいくと6/9になるんだね(と今更納得)。この楽譜はある程度構成を追って書いてますが、繰り返しとか基本的にはちゃんとは書いてないです。

さて、なんか楽譜をアップしたりコードを付けて説明したりしてますが、私は特別コードが好きなわけではないです。どちらかと言うとコードが好きな人が苦手・・・くらいコードが好きではないです。でも和音は好きです、って和音とコードって同じじゃないのか?って思いますが、同じかもしれないですが、なんとなく違う気もしてるんです。もうちょっと詳しく考えて書くと、私はいわゆるコード進行というものがあまり好きではないのです。しかし音楽をやっている以上、ほとんどの場合がコード進行があります。なんでしょうね、コード進行全般が好きじゃないわけではないんですが。ちなみに、自分のやってきたバンド、(当時の)MELT-BANANAやTHERMOには当然コード進行はありません。実はMACHINE AND THE SYNERGETIC NUTSもほとんどコード進行はありません。でも今やってる音楽は半分以上コード進行がありますが、好きでやってます。でもまぁ、どっちかというとコード進行無い方が好きかも、ってことですかね。ハッキリしない意見をわざわざ書くこと無いのに、って思いました。
でも自分が作った音楽はほとんどコード進行がある、っていうのはどういうことかと今自分で思ってるのですが、要は自分の好きなコード進行がある、ってことなんでしょうね。

そういえば、発売日というか昨日なのか、ナタリーで情報が出ました。凄いね、ナタリー経由でYahoo!の音楽ニュースにも出てたよ。だからなんだって話ではないんだけど、なんか変な感じ。情報が広がったからといってどうこうなるもんじゃないからね。あ、でも同日ナタリーに出ててた、ZOMBIE,DON'T RUNのニュースは嬉しい!over sleeperも紹介されてて、しかも6月のレコ発のことものってる!そんなわけで、話が急に変わりますが、3/21にヤマジさんの6/19のチケットが発売されるので、来れる方は是非予約を!(どうやって予約するんだ?オレ、チケットの予約したことないんだよね・・・)
posted by pseudo_studio at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile suite

2015年03月13日

over sleeper


最近"mobile suite"のことばかり書いてましたが、来週同じ日にこのアルバムが出ます。ヤマジさんの21年ぶりのソロアルバムです。このアルバムの制作全編に関われせてもらいました。なんというか、ヤマジさんと一緒に作ったというか。しかも去年レコーディングしたので、自分のソロよりこっちのほうが私が最近作ってた(関わってた)音楽です。このアルバムを残せてよかったと思う、そんなアルバムです。

このアルバムが作られる経緯を書くと、とてつもなく長くなりそうなのですが、とりあえずメチャクチャ端折って書いてみます。まず2007年、西村茂樹さんのLoudsというバンドでヤマジさんと一緒に演奏を始めました。その時は私はドラムでしたが、そのバンドを辞めた後、私がベースで関わってたuminecosoundsにヤマジさんにも入ってもらい、2011年から私がベース、ヤマジさんがギターという関係でも一緒に演奏を始めました。そして何より大きな変化が、2011年秋に私がTHE RUDE BOYSにキーボードでサポート参加した時に、ゲストでヤマジさんがギターだったのですが、大阪でのライブの時に、同時期にヤマジさんソロ(といってもドラムの本庄克己さんと2人)のライブにも私がキーボードで参加することになり、そのままそれ以降ヤマジさんのソロ(ヤマソロ)は、ヤマジさんと本庄さんと私の3人で演奏する機会が増えました。そして2012年には三浦真樹さんも加わり、ライブ&ライブ録音のCDRも作りました。このCDR、ヤマジさんのソロの曲とカバーがメインですが、とても良い出来で今でもとても気に入ってます。

そんなことがあったわけなのですが、2014年になってuminecosoundsのアルバムを制作する過程で、ふとヤマジさんと本庄さんと(三浦さんが参加できないのには事情がありますが・・・)の録音をライブじゃないカタチでやりたいと思い、なにか録音しましょうとヤマジさんに話をしたのが、このアルバムの作るきっかけとなったわけです。最初は明確にヤマジさんの21年ぶりのソロを作るという話ではなく(21年も出してないなんて思いもしなかったw)、ヤマソロ3人の録音、そして私がいつも一緒に演奏してる山本達久くんと私のリズム隊+ヤマジさんの録音、という感じで考え始めたのですが、まぁ、結果としてヤマジさんのソロとしてやろうということになったわけです!

そうすると、これはまた楽しみが増えて、もともと本庄さんとのトリオだとカバー曲の録音でもいいと思っていたし、達久くんとはインプロを録音しようという話をしてたりだったのですが、ヤマジさんのオリジナルを録音しなければ勿体ないということになってくるわけです。そしてヤマジさんは既に曲のストックがあったし、あとは達久くんと私がヤマジさんの新曲のもとになるアイディアを録音してみたり、dipとは違うヤマソロの雰囲気の曲を増やしていったり、私が好きなヤマジさんのギターの演奏や曲の雰囲気を出すアイディアを出したり、ヤマジさんも急に曲を作ったり、ハプニング的に石橋英子さんもレコーディングに参加したりで、どんどん内容が充実していき、結果的に内容の濃い凄いアルバムが完成した!というわけです。

かなりバラエティに富んでるとも思える内容ですが、最終的に見事な曲順とアートワーク(byハジメくん)により、凄くいいアルバムになったと思います。そしてレコーディングがとにかく楽しかったです。思ったこと、思いついたことを実現できるし、思ったこと以上のことも出てくる、そしてたまにある「どうしようか〜?」的な状態でも、そこからベストなものを作り出せる、そういうメンバーと環境、ヤマジさんという存在は、私にとっても音楽的にも人生においても、とても充実しているものだと思ってます。名前を書いたりはしないですが、その場にいた仲間たち、そしてその場に居なくても協力、応援してくれてたスタッフ、友人にはとても感謝してます。

21年ぶりのヤマジさんのアルバムではありますが、これから先もこうして音楽が作っていけるのかと思うと、とても楽しみです。今回三浦さん参加してないしね。

ヤマジさんインタビュー
posted by pseudo_studio at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽disc

2015年03月10日

mobile suite の話 vol.4

前回に続いて、アルバム収録曲楽譜で公開!のその前に、今度は2曲目なのですが、2曲目の前にちょっとだけつまらない音楽の話を書きます。世の中には下降するベースラインの曲が結構ありますね。ちょっと例をあげます。
bass - Full Score.jpg
こんなやつです。曲で例をあげるのではなく、コード進行の例えでした。一番上はベースがドシラソファミレ・・・と下がってくよくあるパターンです。レの次にドに行かないのは、説明するのがとても難しいので、とりあえずソにしておきます。二段目はいわゆるクリシェってやつの一番ポピュラーな例で、一番下の音だけ半音づつ下がっていきますが、大抵4つ目のコードからはこんなかんじになります。参考に3個めが上がっていくクリシェです。4つ目は、とりあえず保留。この手のコード進行っていうのは、とても綺麗な進行なので人に好まれます。関係ないけど、若いミュージシャンが「いいコード進行見つけた!」っていってるやつの大部分が、このコード進行のキーを変えただけのものだったりします。言い方を変えれば、使い古されてしまってるコード進行とも言えるわけです。ちなみにクリシェとは、wikiによると「乱用の結果、意図された力・目新しさが失われた句(常套句、決まり文句)・表現・概念」ということです。

さて、前置きは以上で、アルバム2曲目の楽譜です!
mobile_suite2 2 - Full Score.jpg
今回は頑張って上と下、2段の楽譜になっております!今回のこの曲は、いわゆる下降するベースラインの中で、別のコードをつけてみよう、という実験から生まれた曲です(そうだったと思います)。この曲はなんともわかりやすいことにCからベースが半音づつ下がっていきます。普通にコードをつけたら、先に上げたクリシェになるのですが、とりあえずクリシェを避けるのが音楽を作る楽しみだと思ってたので、こういう曲が出来ました。もちろんクリシェでいい曲は沢山あるし、クリシェでいい曲を作れば人に好まれます。クリシェの曲はレトルト・カレーと一緒で、サービスエリアやスキー場でとても人気があります。(最近音楽を料理に例えることばかり考えてるのですが、その話はまたいつか。)

今回も機械でコードをつけたんですが、また最初のコードは面白いと思います。
最初のコード、これはG♭のディミニッシュのルートがCということになってますが、まぁ、これもそういうつもりはありません。ちなみに、ディミニッシュとなるのは、3つの和音の距離が短三度で構成されてるのでそうなるのですが、仮にディミニッシュとした場合、4つ目の音はE♭になります。ここでは3つしか音がなってないので4つ目は無いのですが、私の中ではE♭は有りえません。あるとしたら♮のEかD。Dだと、D/Cのコードですが、どちらかというとその方が近いです。ちなみに、EにするとジェネシスのSUPPER'S READYの始まりと構成音が一緒になりますね。A,C,E,F#、この響き大好きです(コードでAm6(ジェネシスの話です))。

でもまぁ、コードって4和音で考えたくなるけど、あえて3和音で曖昧な響きにするのはいいですよね。たぶんディミニッシュに聴こえないと思うし。そして、2コード目からはわりと普通のコードですが、とりあえず半音づつ降りて行き、12個の半音全部行くと見せかけて、実際は2つ飛ばして10個で繰り返すことにしてみました、っていうのがこの曲です。ちなみに、[A]を繰り返した後[B]になるのですが、こっちはこっちで同じベースラインに違うコードをのせてみたっていう感じです。この「ベーシストは何も考えず同じことだけ弾いてればいい」っていう傾向は私の曲にはよくあるようです。

以上、この曲のコードの話でしたが、この曲(の前半)はこのアルバムの中、唯一メロディに落ち着きがあります。なので馴染みやすい曲かと思いますが、馴染みやすくても特に意味が無いのがこの音楽。

あ、書き忘れてましたが、最初のコード進行の例えの4つめ、あれは上がるクリシェと下降するベースラインの組み合わせです。こういうコード進行の曲も世の中に結構あると思いますが、これくらい工夫をしてるといいと思いますね。
posted by pseudo_studio at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile suite

2015年03月06日

ライブのお知らせ

のんきにmobile suiteのことばかり書いてたら、ライブのお知らせするのを完全に忘れてしまった。

もう日付変わって、今日!

3月6日
「ayUtokiOレコ発」吉祥寺キチム
出演:ayUtokiO、木下美紗都と石塚周太、柴田聡子とMusic Helps

柴田聡子とMusic Helps、去年の8月以来、2度めのライブです!そして、なんと今回は前回とほとんど違います。まず、ドラムの中川くん(中川克志)が、ドラムというより、新聞紙になりました。コッチのほうが本来の中川くんらしいのですが・・・そして、ギターの植野さん(植野隆司)がアルト・サックスに変わりました。そして、私は、相変わらずベースです。でもまぁ、別バンド?くらいの感じです。来れる人は是非!

さて、明後日
「今夜、四谷の地下室で。10周年スペシャル」
・日時:2015年3月8日(日)OPEN 18:30 / START 19:00
・会場:四谷OUTBREAK!
・チケット:前売り 2000円 当日 2500円(各+1d)
・出演:奇形児、MUSHA × KUSHA、Very Ape

こちらは、ライブハウスの企画した対バンイベント。なので、対バンのことは知りませんが、3バンドのステージなので、奇形児もたっぷり、そしてまたいつもと違うセットリストでのライブになると思います。是非!

さて、今月はこれと、あとはだいぶ先になりますが、今日たまたまポスターを見つけました。奇形児、出演します。
IMG_4357.JPG
詳しくはこちらへ。

さて、もう一つ。
flyer_omote.jpg
ちょっとまぁ、これも読みづらいですが、CELEBSのライブに参加します。オールナイトです。ドラムはお馴染み石橋英子さんです。

というわけで、3月のライブのお知らせでした。
posted by pseudo_studio at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ

2015年03月04日

mobile suite の話 vol.3

3/18発売アルバム「mobile suite」収録曲を公開します!
mobile_suite_no1.jpg
はい、これです。これが1曲目です。ちなみにこのアルバム、作りながらなんとなく決めた決め事の一つが、「作った順に曲順」というルールなので、これが最初に作った曲です。この曲、結局別に特に気に入ってるわけではないけど、そのルールのためにアルバム1曲目になってしまいました。でも、ある意味、このアルバムを作る動機のまま作った曲なので、アルバムの1曲目としては悪くはないかもしれないとも思ってます。

つまり、このアルバムを作るときのコンセプトの一つ、「曲は前から作っていく」、言い方変えてしまったけど、要は、(ほぼ)1小節ずつ、作っては次の小節に進み・・・という作り方なわけです。1小節目を作り、2小節目を作って、3小節目を作るときは基本的に1小節目は聴かない、ということです。厳密にそうしてるわけではないですが。

そんなわけで、最初のコードとメロディを作るところから始まるわけです!最初のコードはCm/B♭と書いてありますが、そういうコードではありません。B♭,C,E♭,Gのコードで、まさに1曲目の最初のコードにふさわしい、見事な中途半端なコード!これは、機械でコード名つけたらCm/B♭になったんだけど、たぶん私の中ではE♭6/B♭(E♭6の第2転回形)だと思います。そもそも、Cm/B♭って書くとマイナーコードになっちゃう?世の中コードがマイナーかメジャーか、みたいなことにこだわりがあったり、それを知ってることを誇らしげに喋る人がいますが、マイナーとメジャーで分けるなんてホントに馬鹿げてます。コードはマイナーとメジャーの2種類だと思ってる人がいると思うと悲しくなります。そんな話は置いておいて、実は6というコードはかなり独特なニュアンスのコードで私は結構好きです。たとえばC6は構成音で言うとAm7と一緒です。流れとルートで決まります。C6の第2転回形(五度がルートになる)を考えると、G,C,E,A(ウクレレのチューニングみたいで、テンション下がる・・・ウクレレがあまり好きではないもので・・・)になります。ちょっと並べ替えるとG,A,C,E、これがAm/Gとも言えるというわけです。あ、わからない人は気にしないでね。

さて、最初のコードはそんなで、次のコード、いいね!なにこれA♭maj7(♭5)ってw ちなみに、モチロン曲を作ってる時にコードなんて気にしてません。なぜなら一人で演奏するから! そんなわけで、この譜面を作ってみたのは、ついこの間です。譜面さえ作れば人に演奏してもらうことも出来る!しかし、この譜面を見てパッ演奏出来る人なんて、どれだけいるのだろうか?少なくともこれを作った当時(2008)の友達にはホトンド居なかったはず。そして、逆にこれを見ただけでパッと演奏できちゃう人・・・そんな人もムカつきますよね。そんなことをみんなに楽しんでもらいたくて譜面を作りました。この先、全曲譜面作ると思います。とりあえず第一弾としての1曲目です。

さて、曲の話。この曲は変なコードを羅列してある感じで曲を作ってますが、実はもう一つ、実験してみてることがあります。実はこの曲作った時は、高いところでずーっとGの音を鳴らしてたのでした。「そ〜」って、あ、つまりコードじゃないです、単音のソです。ソが鳴ってておかしくないコードしばりってことです。ちなみに、そのソは後でほとんど消しましたが、部分的に残ってます。曲は楽譜でいう[A]を2回やった後、もっとひたすらソのゾーン(おおまかには譜面の[B])に行くのですが、こちらは、ルートもGしばりです。そして、ここは今聴くと、バカみたいにジェネシス風ですね・・・しかたありません。

オマケにどうでもいいことですが、この曲の最初の10秒位は、音符にならない音を録音してあります。なぜなら、私の音楽はこの後ほとんど音符になる音だけになってしまうので、少しくらい音符と関係ない音をやりたいと思ったわけです。その10秒位のあいだに一瞬Gの高い音が入ります。それで頭をチューニングして、ソーって頭のなかで鳴らしながら聴いてみてください。そんなことしたことありませんが、そんな聴き方を提案される音楽もなかなか無いと思います。

いま、ちょっと調べたけど、7thの音をルートにするのを第3転回形って言うんだね。つまり、最初のコードはCm7の第3転回形って言えるんだね。違うけどね。
posted by pseudo_studio at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile suite